マンションの土地の二重使用の判決があった

4月29日、
 以前紹介した、マンションの土地の二重使用で、判決があった。

 以下は、産経新聞のニュースです。

 東京都杉並区のマンション敷地内に戸建て住宅が新築され、マンションが違法建築となった問題で、住民1人が不動産業者3社に住宅の撤去などを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。谷口安史裁判長は「住民に対応を検討する十分な機会を与えなかった」として戸建て用地を販売した「フロンティアライフ」に33万円の支払いを命じた。撤去請求は退けた。

 建築基準法は敷地に建てられる建物の延べ床面積(容積率)の上限を規定。マンションが建築確認の際に申請した敷地内に新たに住宅が建つと、土地の「二重使用」となり、マンションの方が違法建築となる。

 マンションは底地と駐車場部分を敷地として建築確認を申請。敷地全体の所有権を取得したフロンティア社が駐車場部分を転売し戸建て6棟が建てられた。判決はフロンティア社に「住民が駐車場を敷地として利用できるよう協力する義務があった」と判断した。

 *マンション管理士 香川のコメント
  マンションの分譲時に、購入者の無知に付け込んだ、分譲会社の悪質な犯罪ともいえる事件です。

  分譲の当初に、駐車場をマンションの規約敷地とすることを、意識的にしていなかったのなら詐欺です。
  裁判所は、登記簿を重視しての判決でしょうが、この事件は、もっと、判決内容を検討する必要があります。

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